「日本茶の種類について」　　　　ほうじ茶の通販ならつぼ市製茶本舗

2019/01/11

こんにちは、株式会社つぼ市製茶本舗の谷本と申します。
　今回は日本茶の種類について説明させて頂きます。
　まず普通煎茶についてです。これが煎茶のベースになるお茶になります。生葉を蒸して揉みながら乾燥させたお茶を荒茶と言いますが、それを選別、火入れ、裁断などにより加工して作り上げます。普通煎茶の何が普通かというと、蒸し時間が標準的だからです。
　次に深蒸し煎茶について説明します。製法は煎茶と同じですが、生葉の蒸し時間が２〜３倍長くして製造しているので深蒸しと呼ばれます。蒸し時間が長いことにより形状は粉のような部分が多く細かいですが、渋みが抑えられ、まろやかで濃厚な味になります。
　次に蒸し製玉緑茶についてです。煎茶の製造工程のうち最後の「精揉」工程を省略してつくったお茶です。ぐり茶とも呼ばれ、勾玉のようなカールした形が特徴です。味もさっぱりしています。
　一方で釜炒り製玉緑茶もあります。これは鉄製の窯で茶葉を炒って製造したお茶で、渋みが少なく香ばしい釜香とすっきりとした味が特徴です。形は蒸し製と同じくカールしています。
　今回は以上になります。次回も続きます。

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