「碾茶の栽培と製造」　〜グリーンティーの通販ならつぼ市製茶本舗〜

2018/08/07

皆さん、こんにちは。 つぼ市製茶本舗の日比野です。
一昨年、京都の碾茶農家さんのところで初めて工場見学とお茶摘みをさせていただいた時の事を書かせていただきます。

私自身どちらも初めてでしたので、今でもよく覚えています。碾茶とは抹茶の原料となるお茶で、青海苔みたいな形をしています。
チャの葉は、新芽が出るにしたがって「テアニン」というアミノ酸が紫外線によって「カテキン」に変化し、渋みや苦みが増します。これらを防ぐために、茶園全体をコモやワラ、化学繊維の布などで覆い、太陽の光をさえぎって薄暗い中で育てる方法があり、碾茶や玉露はこの方法で栽培されています。
碾茶は揉まずに製茶します。(玉露は揉んで製茶します。）蒸した生葉を吹き上げながら冷却し、蒸し露を乾燥させる工程があります。全工程の中で一番印象に残っている工程です。
そして、茎や葉脈を取り除いて形を整え、碾茶が出来上がります。この碾茶を碾けば抹茶になります。

工場見学の後はお茶摘みをしました。
2時間弱でしたが、思って以上に重労働で、お茶農家さんの大変さを身をもって実感しました。だから、お茶は一煎一煎大切に、そしてたくさん飲もうといつも思っています。

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