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師走 お茶のある暮らし


今年も、あっという間に季節が巡り、年の瀬がやって参りました。
この時期となりますと、なにしろ、「師走」というくらいですから、
周囲も自分も慌しくなり、なんとなく落ち着かない気持ちが続きがちです。
そして、そういった時に、アクシデントが起こってしまいます。
1年間を何事もなく、もしくは「終わりよければ全てよし」と言うように、
年末こそは何事もなく、きっちり終えられるように、
お茶の時間を毎日少しだけでも用意して、
ほっとひと息ついて、この年を締めくくりたいものですね。

師走 お茶のある暮らし

無病息災で今年を締めくくり、そして来年もどうかお元気で。
今月は、そんな思いを込めたお茶をご紹介します。

こちらが、つぼ市の「大福茶」
大福茶(招福金付)

大福茶(招福金付)
100g 1,080円(税込)

「オオフクチャ」「オオブクチャ」と呼ばれ、千年以上の歴史をもつお茶です。
時は平安中期、天暦5年(951年)。その年京都では疫病が流行り、
多くの人々が苦しむひどいものでした。その時代、民衆に寄り添った活動を行なっていた、
阿弥陀聖とも呼ばれた空也上人は、その疫病が猛威を奮う光景に心を痛め、
皆にお茶をふるまいながら、人々の健康を共に祈りました。

後に、その話を聞いた村上天皇が飲んだこともあって、
「皇が服するお茶」から「皇服(王服)茶」と呼ばれるようになり、
健康を祈願することと、幸福を呼ぶこととが関連付いて、
現在では「大福茶」と書かれるようになりました。

京が起源のお茶のため、関西中心に大福茶は知られており、
京都の北野天満宮や、空也像のある六波羅蜜寺では正月に振る舞われています。

つぼ市の大福茶には、縁起の良い「招福金」が付いております。
お茶に浮かべれば、芳醇な味わいとともに、華やかな雰囲気を楽しめます。
今年の締めと新年の祝事に大福茶をぜひお召し上がりください。

師走 お茶のある暮らし

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みなさまは普段、どういった時にお茶を飲まれますか?
朝目覚めた時、食事時、ほっと一息つきたい時、団らんの時。

どんな時でもお茶はやすらぎを与え、
会話を生み、人とのつながりをもちます。

お茶と、人と、人と。

みなさまにとっての「お茶のある暮らし」が素敵なものでありますように。

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